遠くから見るとこんもりとした森に囲まれたように見える国分寺。周囲の田の稲は生き生きと葉を伸ばしている。迫力のある仁王門をくぐり、石畳の道を本堂へ行く。本堂もどっしりとした感のある佇まいだ。そして目を引く枝垂桜。初めて訪れたのは夏。緑の小さな葉が風にたなびき涼しげだった。２度目に訪れたのは春。それも桜が満開の時期。緑に囲まれた盛夏のお寺は、春爛漫、桜色に満ちた華やかなお寺になっていた。桜を愛でる参拝者が多く訪れている。どこから眺めても絵になるのか、いろんな角度から桜と本堂を写真におさめている。桜を楽しむ人々を眺めながらゆっくり過ごすのはとても贅沢な気分だ。季節の移ろいを楽しむことができる地元の方々がうらやましいと思った。
By のろがっちょ (40代女性)
2007年８月、2008年３月
夏も春も美しく 29番札所 摩尼山国分寺 By のろがっちょ関連ページ
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