アパレルメーカーで営業をしている私は、年に１度、こちらにお参りをしています。相殿に祀られている「天日鷲命 (アメノヒワシノミコト)」 は、紡績業・製紙業の神様だからです。東京から館山行のバスに乗り、付近で一泊してから早朝にお参りをすると、清められた空気が静謐さを極めているところに足を踏み入れる時の、あの何とも身の引き締まる気持ち。あれは、何度経験しても素晴らしいです。例年、椿の頃に参拝に出かけるのですが、桜の頃も美しいと思われます。寒い時期に出かけるせいか、いつも早朝だからなのか、本当に参拝者も少なく、派手な雰囲気は一切ありません。そのおかげで、私は毎年身も心も引き締まる思いをさせていただけているのだと思います。
By ティーグレ (40代女性) 2016年2月