香取神社

私の住む千葉県流山市向小金には、香取神社という地元に密着した小さな神社があります。こちらでは毎年7月の半ばに、お神輿が町内を練り歩くという祭礼があります。地元の自治会や「わっしょい会」というお神輿仲間の会、消防団や少年野球チーム、さらには地元の子供たちも入って、毎年行われる恒例の行事です。 昨年2016年は7月16日に行われました。正午ごろ、まずは神主さんが祝詞をあげ、お祭りの安全を祈願します。そして宮出し。大人神輿、子供神輿のふたつのお神輿と、太鼓の乗せられた子供が曳く山車。これらが町内をぐるっと一周します。途中には休憩所が何か所も設けられ、そこで2組に分かれた担ぎ手が交替する場所になっています。が、それだけではなく、そこではビール、おにぎり、アイスクリーム、すいかなどが振る舞われます。もちろん無料。担ぎ手だけでなく、近所の人たちも集まって、にぎやかに交流します。コースには5、6か所の休憩所が設けられ、都度飲み食いしながらの交流ですから、最後には大人の担ぎ手たちは半分酔っぱらいながら担いでいます。 そして夕方には宮入り。まだまだ担ぎたいとお神輿を入れさせないようにする人、もう終わりたいと入れようとする人が、押したり引いたり。お祭りは最高潮に達します。地元にはなくてはならない地域に密着したお祭りです。
あんどれあ (50代女性) 2016年7月16日