外環道とともに6月に市川市高谷まで延伸された国道298号線を使って、法華経寺に行ってきました。カーナビの指示に従って車を進めたら、1台の車がやっと通れる程度の細い道を通ることになり、目的地として着いたところは何とお寺の裏門。それでも駐車場がすぐ近くにあったので、そこに車を止めて参拝することにしました。裏門と限らず、法華経寺の周辺一帯は道がとにかく狭いので、車で行くときは注意が必要だといえそうです。
広い境内の中でまず足を運んだのは、祖師堂です。私が行ったとき工事中だったらしく、割と大きな建物という印象だけがありました。工事が終われば、たぶん法華経寺の顔ともいえる荘厳な建物が姿を現すのではないかと思います。
次に五重塔、大仏、鐘楼の当たりを散策し、木造の大きな宝殿門をくぐって聖教殿へ向かいました。聖教殿は異国情緒のある石造りの建物で、日蓮大聖人の御真筆などが納められています。それだけに、聖教殿は厳粛でどこか近寄りがたい雰囲気がありました。
その後は祖師堂の裏手にある四足門、法華堂、刹堂などを散策しました。こうした建物は祖師堂より高い所にあり、周辺を歩くだけでちょっとした探検でもしているような気分になります。
最後に参道を歩いて赤門(仁王門)をくぐり、黒門(総門)まで行ってみることにしました。
赤門までは参道の両脇に山内寺院が並んでいて、法華経寺の規模の大きさや格式の高さがうかがえました。赤門は二層から成る木造の立派な門で、規模や格式にふさわしい構えです。
赤門から黒門までの参道は、古くからの門前町といった風情がありました。黒門は見た目が割と新しいですが、解説を読むと、江戸時代の初期頃に建立されてから修理を繰り返してきたことがわかります。黒門全体から、古いものを大切にするという気概のようなものを感じました。
全体を振り返ってみると、開通して間もない道路を使って、なじみのない土地にある大きな寺院に行ったこと自体が、新しい発見の連続でした。
Lisa Aoki 2018
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