江戸時代から続くはだか祭に参加させてもらいました。知り合いが大原の住民なので、無理行って神輿を担がせてもらいました。この祭りは大原周辺の18社の神輿が二日間に亘って練り歩きます。私はそのうちの一つ小澤地区の諏訪神社の神輿を担ぎました。早朝、地下足袋にステテコ、腹巻、脚絆姿で地区に集合。20人ほどで神輿を持って神社に集合。神様に祈願して渡御出発。みんなで掛け声を合わせて田んぼの広がる道を歩きました。はじめは心地よく歩きましたが、歩くこと4時間で大原漁港についたときはすでに腕は棒のようになってました。そしてこの祭りのメインである”汐ふみ”が始まりました。これは神輿を担いだまま海に入るというものですが、18社の神輿が勢ぞろいして海に入る姿は圧巻です。自分が担ぎ手としてここに参加できた、という事態に感激しました。その後も大原の街の渡御は夜まで続き、終わったのは深夜12時近く。体の疲労は極限でしたが、その一日の体験は私にとってはかけがえのない貴重な体験でした。
koytom (50代男性) 2014年の9月の体験