私が以前勤めていた会社では、年明けの10日に戎神社へ商売繁盛のための参拝に行きます。これは関西に住んでいる人には常識の行事ですが、私は出身が北海道のため、初めて行ったときは何も知りませんでした。だから、初めて参拝したときはとても新鮮で、なんてことのないことでも印象的でした。大勢で込み合う中、寒い中をゆっくりと本堂へ向かい、お賽銭を投げ入れます。そのあと、また人混みの中をゆっくりと裏に回り、大きなドラを叩きます。これは戎様が目が見えないため、お参りにきたことを音で知らせるといういわれがあるそうです。そして、屋台に行ってお餅を食べて帰ります。最後のものは、私の会社だけの伝統かもしれません。でも、実はこのお餅が北海道とは味付けが異なり、それがとても美味しいのです。
かんちゃん (30代男性) 2009年の1月10日
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