天津神社

毎年、春の4月10日に五穀豊穣を祈って天津神社で行われる糸魚川けんか祭りへ行ってきました。押上区・寺町区の100人以上の若い男性陣が天津神社の境内をお神輿を担ぎながら勢いよく走り回り、酒を浴びながら二基をぼろぼろに傷つくまでぶつけ合います。大勢の観客からの拍手や歓声の上がるシーンは迫力や見応えがありました。獅子舞も境内を走り回り、頭をガシッと噛まれた私の子供は本気で泣いてしまいしばらく参道の露天に移動して待機してました(笑)お神輿を約10回ほどぶつけ合い勝敗を決めた後は境内の中央にある舞台で国の重要無形民族文化財の一つに指定されている『糸魚川・能生の舞楽』が２日間に渡って奉納され、激しい動の世界から静の世界へ移り変わります。喧嘩祭りの歴史は約500年以上前から続くといわれていて伝統のある貴重なお祭りです。昨年12月の大規模火災にも負けず勢いのある地域の姿や光景を復興の願いを込めて是非一度見に来てください。
mai (20代女性) 2017年4月の春