吉水神社

吉水神社

〜世界遺産にも登録された神社〜

住所

奈良県吉野郡吉野町吉野山

主祭神

後醍醐天皇
楠木正成
吉水院宗信法印

社格

村社

例祭

9月27日・2月20日・11月23日


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吉水神社記事一覧

吉水神社の最寄り駅は近鉄吉野線の近鉄吉野駅です。京都駅からは有料特急で約1時間40分で乗り換えなしで到着です。大阪方面からは、大阪阿部野橋からやはり有料特急で1時間15分です。名古屋方面からは、有料特急で大和八木駅まで行き、そこで近鉄橿原線に乗り換えて、橿原神宮駅まで移動します。橿原神宮駅で近鉄吉野線に乗り換えて、終点の近鉄吉野駅まで移動します。近鉄吉野駅を出てまっすぐ行くと、大峯ケーブルがありま...

吉水神社は、「紀伊山地の霊場と参詣道の一つ」として、世界遺産に登録されています。もともと吉水院と称したこの神社は、今から約1300年前の白鳳年間(650〜654年)に役行者によって創基されたとの事です。この神社は元は金峯山寺の僧坊でもあったそうで、吉野にある僧坊の中でもきわめて古い修験のための僧坊だったと言われています。。金峯山寺には近い距離でありますし、僧坊として利用するには便利な位置ですよね。...

吉水神社の御祭神は、あの第9代そして第16代天皇の後醍醐天皇です。もとより吉水神社は南朝の元宮でありました。その他にも後醍醐天皇の忠臣であった楠正成や、後醍醐天皇をお助けした吉水院宗信法印公などを合祀しています。南朝ゆかりの資料も相当数保管されていて、その多さでは全国1だそうで、重要書類の宝庫ともいわれています。境内にはその資料を参考にしたものなのでしょうか、歴史に関する説明書きが多く展示されてい...

後醍醐天皇は吉水神社の御祭神として祀られているほどですから、いかに縁が深いかという事がよく分かります。南北朝時代、追われた後醍醐天皇が吉野に潜幸した際には、宗信法印の擁護を受けて、この吉水神社の書院に潜居したとの事です。その時後醍醐天皇が合滞在されたのが書院の玉間でもあります。ちなみにこの書院は、日本最古の書院造りであると、境内の案内板に書かれていました。境内のあちこちには後醍醐天皇に関わる展示や...

本殿で参拝を終えてふと右を見ると「勝手神社の仮宮」を案内する掲示板が目につきました。この中千本には「勝手神社」があり、その目の前が路線バスが止まる場所でもありますが、その神社が平成13年の9月27日に不審火による火災で焼失してしまったのです。この勝手神社の御祭神は天忍穂耳命・大山祇命・久々能智命・木花咲取姫命・苔虫命・葉野姫命の6神であるそうです。神様方も、火災のせいでのお引越しは大変だったのでは...

勝手神社は吉野山山上に上る道と如意輪寺へのちょうど分かれ道のところにある神社でした。勝手という名前からも分かるように「戦勝の神」として、昔から多くの武人達の信仰を集めてきたといわれています。創基年代は不明といわれていますが、一説には考安天皇6年(紀元前386年)の創建ともいわれています。神社の敷地内では、源義経と別れた静御前が、敵方に捉えられた際、請われてこの境内で法楽の舞を舞ったと伝えられていま...

高校の卒業旅行に、女子3人で吉野へ行きました。桜で有名な場所ですが、3月でまだ開花前の季節。ふらっと立ち寄ったのがこの吉水神社でした。由緒を聞いてみると、源義経と静御前が隠れた場所とのことで、歴史好きな3人は大興奮!縁結びのお守りを買いました。よく考えると、義経と静御前は悲恋だよなあ、なんて、ご心配なく。この後わたしは、なんと、19歳にして初の彼氏ができたのです!どの縁結び神社より、身をもっておす...