大峰山の登山口にある竜泉寺で行われた七夕祭りの護摩を初めて体験しました。不動明王の前の広場で行者さんがホラ貝を吹き、難しい真言を唱えながらみんなの願いが書かれた七夕の笹に火をつけ、大きな祈願護摩の炎が立ち上がりました。真言が般若心経に変わると洞川の村の人たちも一緒に般若心経を一心に何度も何度も楽しく読経し、身も心も清められました。祈願護摩の炎が小さくなる頃に、竜泉寺の行者の滝の近くの池のホタルが光り始め街の生活では味わえない幻想的な時間を過ごすことができました。1300年の歴史を持つ「陀羅尼助」という胃腸薬と、とてもおいしい「陀羅尼助羊羹」をお土産に買って帰りました。村の人は皆さんはゆったりとした山のように優しくて、またゆっくりしに行きたいです。
By しんぎょう (40代男性) 時期:2016年7月7日