平成22年の大晦日、高校受験を控えた二男を連れて寒い中ダウンジャンパーに身を包み、ちょうど紅白歌合戦の終わるのを待ちかねて家を出ました。安陪の文殊院は自宅から徒歩で5分程度の距離です。ここは日本三大文殊として有名で、また華厳宗東大寺の別格本山として格式の高いお寺です。創建は大化の改心の年というのですから、日本でも最高に古いお寺だということです。もちろんここのご本尊は文殊師利菩薩で、特にここの文殊菩薩様は獅子の上に坐している非常に珍しいお姿です。実はここ桜井に居を構えて20数年、次男が赤ちゃんのころからよく散歩に連れてきたお寺でしたが、除夜の鐘を突くのは私自身初めてでした。境内に到着するとお雑煮をもらう順番が列をなし、その向こうの鐘つき堂の周りにはすでに鐘をつき始めている人の列がずいぶん長く続いていました。30分ほども列に並び、やっと順番が来て鐘をつくことができ子供と二人で帰宅しました。その子供も今は京都大学の2回生。最近では一緒に出かけることは全くありません。当時が懐かしい、いい思い出です。
おわっシーです(60代男性)
時期:平成22年の正月の出来事です。今となってはいい思い出です。
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