薬師湯に入りたかった・・・Takominさんの参拝記5/5
本堂から坂を下り戻る途中にあるのが、薬師湯殿です。遣隋使で知られる小野妹子の弟である、小野富人はこの地に閉居し、薬草を育てたといわれています。そして薬師如来を祀って施湯したのがこの薬師湯の始まりということです。天然成分を用いたお湯は、冷え症や肩こり疲労回復に良いと聞き、すごく入りたかったのですが、バスの時間があるので、今回はやめておきました。しかし、1300年も前から続く湯殿とは、お湯一つとっても歴史がありますね。薬師湯殿をちらちらと眺めつつ通りすぎて、バス停に向かいますと、再びバラ園の看板があり、そこに華道家の假屋崎省吾さんがいらっしゃいました。本堂にお花を生けた本人を見かけ、月並みですが、テレビに映っているそのままだなあなんて感想を抱きながら、お寺を後にしました。
秋にもまたバラが見ごろとなるし、今回は食事処も行かなかったし、またもう一度是非期待お寺です。薬師湯に入るのも、次回の楽しみにとっておきましょう。
Written by Takomi. May 2014
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