宇太水分神社

ここ数年、秋になると恒例の参加行事があります。それは奈良県宇陀市菟田野区にある宇陀水分神社で行われる秋祭りです。この宇太水分神社の本殿は国宝にも指定されており秋祭りも古くから続いているとても伝統的なものです。この秋祭りには縁あって数年前から欠かさず参加しているのです。あさの7時過ぎから本殿前に集まって開催委員長からの挨拶に始まりお神酒などが振舞われ祭りがスタートします。私は宇陀水分神社からのスタートなのですが他にも5台の神輿があり、同時にそれぞれの分社で同じようにスタートされるそうです。スタートすると神輿を担ぐのですが、これが重いのなんの。大人の男が30人から肩に乗せて担ぐのですが常に全力です。まずは担いで鳥居をくぐり声を上げながら通りを歩いていきます。途中何度も下ろしながらですがゆっくりと進んでいきます。大きな交差点を渡る場面があるのですが、その時が一つの見せ場で神輿を両手で差し上げて大回転。全力で神輿を上げて走ります。これがうまく回れると気持ちのいいものです。さらに通りを歩いて他の神輿と合流して、ふたたび境内に戻ります。境内へは6台の神輿が順番に入って中で差し上げたりのパフォーマンス。境内に6台の神輿が集まるのは秋祭り一番の見せ場です。ここで午前の部が終了して昼休憩。お昼からはそれぞれの神輿がそれぞれのお宮へと帰っていきます。終わるころには足もたたないくらいヘトヘトで、肩もパンパン。次の日は動けないほどに疲労していますが、、、、なんとも気持ちがいいんですよね。
梅さん (30代男性) 2016年10月


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