奈良県橿原市の橿原神宮で、これまでに2回、2人の子供の七五三御祈祷を受けました。橿原神宮は明治時代に創建されたので神社としての歴史は浅いですが非常に広大で、平日でも周辺道路をジョギングをする人や境内を参拝、散策する人の姿を絶え間なく見かけ、信仰の対象としてだけではなく憩いの場としても市民に親しまれているのを感じます。 直近のお参りの時は、御祈祷の受付が始まる10時頃に神社に行きました。 子供達は参道の砂利を掴んで遊ぼうとしたり砂利を蹴ったり「疲れた」と座り込んだり早速罰当たりな様子を見せていて、恥ずかしいことこの上ありませんでした…。 11月の土日なので混んでいるかと思いましたが、朝一で行ったおかげかなんと貸し切り状態で御祈祷を受けることが出来ました(通常混み合う時間帯は何組かまとめての祈祷になります)。 神職さんの祝詞も巫女さんの舞も独占状態でしたが、子供達はそのありがたみを理解できていたのかどうか…。 それでも幼いなりに厳粛な雰囲気は感じていたようで、きちんと静かに座っていました。 御祈祷の後は、風船と千歳飴、ヤマトタケルのマンガ本の他、別室に並べられたいくつかのおもちゃの中から好きなものを選んで持って帰れます。 おそらく1000〜1500円くらいのものだと思いますが、ありがたいと同時に今時は神社もここまでサービス業に徹しないといけないのかと少し複雑な気持になりました。 (ちなみに七五三のご祈祷料は一律で7000円です) 我が家では上の子の時は電動の魚釣りゲーム、下の子の時はキティちゃんのおうち付きお人形遊びセットを頂きました。 帰りは境内の池でアヒルや鯉、鳩にパンをやり、子供たちは大喜びでした。 普段は町中に住んでいて自由に遊べる場所も限られているので、自然が溢れた広い場所で思う存分歩き回ったり生き物と触れ合うのはとても楽しかったようです。 また、親である私自身もうろ覚えながら鳥居をくぐる時は一礼する、参道は端を歩く、手水のやり方、二礼二拍手一礼など、神社の作法を子供達に教えることが出来てよかったです。 なんとなくでも日本の文化や日本人の心の拠り所について感じてもらえたのではないかと思います。 毎年春と秋には大きなイベントも行われているので、今後も折りを見て家族で訪れ、子供達にとって神社がますます身近な存在になればと思っています。
こえだ (30代女性) 2015年11月
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