飛鳥寺

蘇我馬子が開いた日本で初めてのお寺。田園風景が広がるのどかなところに飛鳥寺はあります。ここに鎮座する銅像釈迦如来坐像を見に行きました。「飛鳥大仏」として親しまれていて、日本で最も古い仏像ともいわれています。鼻筋が通っていて、顔つきはとても穏やかでシュッとしていました。朝鮮半島からやってきた職人の鞍作鳥の作品で、太古の歴史のロマンとその職人技に甚く感動しました。よく見ると、大仏には継ぎはぎの跡が見えるのですが、これは飛鳥寺が2度消失したり、雨ざらしにあったりしたりしたときの跡だそう。何度も復元を重ねてきたのですね、この仏を守ろうと受け継いで来た人々がいる証拠ではないでしょうか。また、大仏と一緒に記念撮影をすることができたことも良い思い出になりました。
三代目 (20代女性) 2015年夏


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