法樂院観音堂

遅い墓参りに仙台へ行った際に、ふと思い立って「仙台三十三観音」の札所めぐりをしてみることにした。限られた時間ですべてを回るわけにもいかず、数か所をお参りしてあとは次の機会に回すことに。まずは第1番札所「法樂院観音堂」から。ここは仙台市を流れる広瀬川の西側、「川内」と呼ばれた地域で、江戸時代は伊達氏の居城仙台城(通称青葉城)のおひざ元だったところ。法樂院はすでに廃寺となっていて、観音堂のみがぽつんと建っていた。観音様は「正観音」とのことだが、厨子のなかで見ることは出来なかった。お寺が廃寺の場合には近隣のお宅でご朱印を頂くことになる。そのお宅を探すのが実は大変なのだが、「法樂院観音堂」の場合は、近所の酒店さんで教えていただけた。御朱印帳も酒店さんで購入することができ、用意していない自分にはありがたいことであった。日ごろの行いが良いから観音様のご利益、などと勝手なことを考えながら、第2番札所へ
nodoka (50代男性) 体験時期 2016年8月


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