大覚寺

大覚寺は、嵯峨天皇の離宮「嵯峨御所」を発祥とする寺です。平安の大飢饉による疫病蔓延に際し、弘法大師の勧めにより般若心経を写経し天下泰平を祈祷したところ、霊験がたちまちに顕れ人々に平安がおとずれたと伝わっているところから、心経写経の根本道場といわれています。そして現在は一般参拝者でも気軽に写経を体験できる場所としての門戸を開放しています。写経というと難しそうですが、予約も不要ですし、係の人が丁寧に方法を教えてくれ、写経道具も全て用意してあるので心配はありません。写経用紙には般若心経が薄く印字してあり、それを心を込めて一文字一文字なぞっていくだけ。ひたすら無心で写すことに集中していると、いつの間にか心が穏やかにすっきりとしていきます。写し終えた写経用紙は、寺で奉納してもらえます。般若心経についてはやさしい解説本が多く出ていますので、予習しておくとより意義深い体験になると思います。
すー (40代女性) 2016年12月


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心経写経の根本道場で写経体験を (大覚寺 京都市右京区嵯峨)関連ページ

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大覚寺の正式名は、旧嵯峨御所大覚寺門跡といい、平安時代嵯峨天皇の離宮の あった場所が真言宗の寺院となり、歴代の門主は上皇や親王が努められました。また