醍醐寺

2015年は琳派400年ということで、京都では様々な所で催し物が行われていますが、世界遺産である醍醐寺でも霊宝館にて琳派展が行われていました。俵屋宗達の「扇面散図屏風」や長谷川等伯の「三宝院障壁画 柳草花図 十二面」などが展示してあったのですが、私が気に入ったのは松村景文の「牡丹雉子・萩鹿図屏風」です。松村景文は琳派ではなく四条派と呼ばれる日本画の流派の絵師なのですが、全体的な画面の洗練された構成センスはどことなく琳派を思い起こさせます。題名からも分かる通り鹿や雉が描かれているのですがじっと目を凝らしてみると、毛並みがちゃんと身体の表面に沿って1本1本丁寧に描かれているのが分かります。場内も空いていたのでじっくり見られて大満足でした。
こうたん 20代女性 2015年10月12日


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