六道珍皇寺

京都市内では8月13日から始まり16日の五山の送り火に終る盂蘭盆(うらぼん)には、各家に於て先祖の霊を祀る報恩供養が行われますが、その前の8月7日から10日までの4日間に精霊を迎えるためにこの寺に参詣する風習があります。ただ五条陶器市があるので、8日〜10日の参拝をお勧めします。京阪清水五条駅から徒歩で陶器市を見た後にここに寄るのが望ましい。最初に境内入口で高野槇を購入します。水塔婆300円で書いてもらいます。次に迎え鐘をついて、あの世からおしょうらいさんを迎えて、高野槇に乗り移ってもらいます。水塔婆を線香で浄めます。最後に地蔵尊石像前に塔婆を納めて水を掛けます。境内には閻魔大王像と小野篁像があるので、それを見ることが出来ます。地獄絵図も見事なものです。
By マハインドラ (40代男性) 体験時期:2016年8月8日


----------------------------------------------------

六道参り 精霊迎えの珍皇寺 (京都市東山区小松町)関連ページ

小野篁の彫った閻魔像を見に (六道珍皇寺 京都市東山区)
東山区にある小野篁ゆかりの寺、六道珍皇寺。冥府通いの井戸や小野篁像、そして小野篁が彫ったと言われている閻魔像をずっと見てみたかった。場所が入り組んでいてわかりづらかったため