建仁寺

京都でお花見をするために旅行に行きました。あいにく桜の見頃には2日ほど早かったようで、まだ咲かない桜を見ながら残念な気持ちでした。そんな中、桜とは関係なく予定に入れていたのが建仁寺でしたので、この旅行で一番印象に残ることになったと思います。京都最古の禅寺ということで、落ち着いた感じのお寺でした。中庭は、懐かしいような、いつまで眺めていても飽きないしっとりとした庭でした。最後に法堂にある天井画の双龍を見たのですが、ほかの場所とは違い、身の引き締まるような不思議な空気感がありました。双龍が美しく、浮き上がってくるようでした。写真で見るのと実際に実物を見るのとでは全く違うものなんですね。お寺を出るところにある桜が早咲きだったこともあり、建仁寺の印象は「華やかさはないけど、何だかとてもいいお寺」です。
あさと (40代女性) 2017年春


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建仁寺の双龍 (建仁寺 京都市東山区)関連ページ

静かな庭を眺めながら (建仁寺 京都市東山区)
建物の中に入ると、外の暑さが嘘のよう...。空気が冷んやりとしていて、静かで時間がゆっくり流れているようでした。風神雷神の屏風や、天井画の双龍頭が有名な
建仁寺で写経 (建仁寺 京都市東山区)
歴史の教科書に載っていることでも有名な風神雷神図屏風が展示してあるお寺ですが、実は写経体験もできます。私は1月に写経をするためにお寺を
初夏の建仁寺にて (建仁寺 京都市東山区大和大路通)
花見小路の先に建仁寺はあります。臨済宗のとても大きな寺院で敷地も広くとても見ごたえがあります。建仁寺で有名なのは風神雷神図と双龍図です。風神雷神図の