妙福山 佐竹寺の参拝記
妙福山 明音院 佐竹寺に管理人が参拝したのは、2018年 平成30年11月26日です。
坂東三十三所観音霊場の順番であれば、21番札所 八溝山 日輪寺 八溝山観音を廻って妙福山 佐竹寺に参拝することになるのでしょう。しかし今回管理人の場合、すでに別の日に八溝山 日輪寺には参拝を済ませていました。そのため、その日は20番札所 獨鈷山西明寺 益子観音に参拝してから、妙福山 佐竹寺を訪れることになりました。渋滞なし、有料道路なしで、車で90分でした。駐車帳に到着したのは 11:50。運転は、少し急いで走っていました。というのもお寺によっては12;00-13:00はお昼休憩で納経帳、御朱印を受け付けていただけないところもあるからです。順調に行けば間に合う時間だったのですが、渋滞するとギリギリ間に合うかなぁ・・・というタイミングでした。
まずは納経所へ行き、御朱印をお願いしました。本当は、参拝を済ませてから・・・なのでしょうが、雰囲気的に、昼休みをお取りになられても不思議がない感じです。それだけ観光化されていないので落ち着いていて雰囲気はいいのですが、スケジュールに余裕がない時ですから1時間のロスは後に響きます。
先に御朱印を頂いてから駐車を降りるとすぐにある仁王門戻り、そこから、ゆっくり見ていきました。
寺域の銀杏が、ちょうどいい時期で見事に黄色に染まっています。ただ「枝が落ちてくることもあります」という怖い看板もありました。やや離れてみるのがちょうどいいでしょう。本堂(観音堂)と組み合わせて眺めると、まっすぐに延びる参道ともあいまって、いい風情です。仁王門の外から、門を額縁に見立てるのもおもしろい感じです。
後で知りましたが、寺院本堂は北向きに建てられているとのこと。なるほど北向観音という別名はそういうことだったんだなぁと、行ったときにはわかっていませんでしたが、家で感心しました。
参拝を終え、次は23番札所 佐白山 正福寺 佐白観音 に向かいます。車で1時間弱でした。
妙福山 佐竹寺 基本情報
所在地
茨城県常陸太田市天神林町2404
電話
0294-72-2078
山号
妙福山
宗派
真言宗豊山派
本尊
十一面観音
創建年
大同2年(807年) or 寛和元年(985年)
開基
伝・徳一
伝・花山院、元蜜上人(開山)
正式名
妙福山 明音院 佐竹寺
別名
北向観音
札所等
坂東三十三所観音霊場22番
ひとふしに 千代をこめたる 佐竹寺 かすみがくれに 見ゆるむらまつ
文化財
本堂(重要文化財)
駐車場
あり
納経時間
(4月-10月)9:00-16:30
(11月-3月)9:00-16:00