私の両親が四国八十八ヶ所巡礼をしていた関係で、幼い頃から札所へはお参りに行っていました。印象に残っているのは薬王寺の階段での一枚です。私が小学校低学年、弟は保育園に通っていた頃です。薬王寺の階段には、一段一段に一円玉が数え切れないくらい置かれています。これは厄年の人が年齢の数だけ一円玉を階段に置いていき、厄を落としていくからなのですが、そんなことも知る由も無い弟が「お金が落ちているよ」を拾い始めたのです。慌てた父母が止めに入りました。その出来事は笑い話となり、良き思い出です。成人してから私自身も四国八十八ヶ所巡礼を始めました。お正月の初詣のバスツアーで薬王寺に母と二人で行った時、この薬王寺を発願のお寺にしようと決めまして、納経帳も薬王寺で買い求めました。厄年でしたので、私もまた一円玉を階段に置いてきました。子供を持った今、また薬王寺に行ったときの子供たちの反応が楽しみです。
By やまねこかりん40代女性
時期:2007年の初詣
厄除け祈願。一円玉を握り、薬王寺へ関連ページ
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