物部村にて昔から受け継がれる神秘の精霊祭り。いざなぎ流神道の祭り。
高知県香我美物部村では、今だに昔、室町時代から受け継がれる神秘と謎に満ちた精霊の祭りがあります。いざなぎ流神道の祭りで、山々の自然に囲まれ恵まれた地で、太夫と呼ばれる祭司が紙で作られた御幣を立て、印を結び、オリジナルの祭文を唱え、自然界に住む精霊に豊穣と村々に住む人たちの幸運や海運を祈願祈祷を行います。また、その祭りには家祈祷と呼ばれる祭りもあり、その祈祷は神楽にも似て、その、いざなぎ流祈祷の神舞は高知県の無形文化財ともされています。全国には色々な奇祭があるかと思いますが、精霊の存在を信じ自然を重んじる祭りは数少ないと思います。なぜ、物部村のいざなぎ流の祭りの数が少なくなって来ているは、過疎の影響があるそうです。
By さひ 50代女性
体験・参拝の時期:1990年ころ、物部村でいざなぎ流神道の家による祈祷があったと聞きましたので伺いました。