57番札所 栄福寺 参拝記

57番札所 栄福寺 参拝記

本尊は阿弥陀如来。今治は蒼社川の氾濫と同じく、昔海難事故が絶えない地方だった。やはり弘法大師が訪れた際に、海の平穏を願って「護摩供」の修行をした。満願の日に海が穏やかになって、現れたのが本尊の阿弥陀如来といわれる。昔、足の不自由な少年がこの寺を参拝すると足が治ったとして、この少年の乗っていた箱車(昭和初期のもの)が奉納されていた。また長寿のご利益があるとして参拝客の多い薬師堂が納経所の隣にあって「長生きさせてください」とみんなでお祈り。今治の人々は弘法大師に多く助けられているのだなと思いました。


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