甲州市塩山の藤木は毎年1月14日にどんど焼きの行事(道祖神祭り)の中で、伝統の歌舞伎を上藤木、下藤木、西藤木と3つ町の若い選ばれた人が半年以上練習し演じます。口上を掛け合うという形で、それぞれ太鼓に乗り、どんど焼きの大きな炎を真ん中に演じます。口上を掛け合うだけでも難しいながら、慣れない着物姿でバランス悪い太鼓の上での演技はなかなか迫力あり、またどんど焼きの炎とともに圧巻もされます。小さな町での行事ながら、観光バスでの見学もあったりもし賑わうお祭りでがあります。ただ残念ながら露店があったりするわけでもないのが、お祭りとしては少々物足りなさはあります。太鼓を叩く叩き方も決まりがあり、その叩き方、音も風情があり寒さも忘れるものがあります。日本の伝統を守り続けるこの行事をずっと受け継いでいって欲しく思います。
こつめ (40代女性)2017年の1月14日