甲斐善光寺

甲斐善光寺は武田信玄が信濃善光寺が川中島の合戦で焼失するのを恐れ奉還し開基したお寺で、古くから甲斐では大切にされていたお寺でもあります。金堂には天井釣りになっているところに日本一を誇る鳴き龍が絵が描かれています。拝観料が必要となりますが、是非に廊下を歩き音を聞くとともに、今にも生き返りそうな龍の姿も見事です。またその奥に行くまでに、指定文化財である如来像などが立ち並んでおり、心が鎮めらられる空間となっています。そして、お戒壇巡り。ろうそくだけを持って真っ暗な地下へと階段を下りていきます。壁に手を触れて歩かないとどう進んで良いのかわかりません。心を落ち着かせ目ではなく心で進んでいくという道です。恐れることなく無事に辿りつくと御利益があると言われています。遊び心があるようでいながら、仏の世界へと脚を踏み入れた感覚を得ることができます。隣接する宝物館も武田の歴史ぬ触れることができ見応えあります。
こつめ (40代女性) 2015年


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