開創1200年を記念し高野山金剛峰寺の壇上伽藍にて、プロジェクトマッピングを見た。時間は19時頃で1日2回実施された。この時間になるとあたりは真っ暗闇で懐中電灯がないと何も見えない。その中始まったプロジェクトマッピング。それは壇上伽藍を包み込むほど壮大で、お経や太鼓の音に合わせて映し出された絵に圧倒された。お経は数名の声が重なり合い、厚みを増し、さらに太鼓の演奏も大変力強く後押しをしていた。胸の奥に響き渡った。山の上ということもあり天候が不安定だったが、ちょうど開演時間に雨が止み見ることができた。高野山という厳かな場で、プロジェクトマッピングという近代的な芸術とのコラボレーションは珍しく、とても興味深かった。これからも伝統を受け継ぎつつも、新しいことに挑戦する歴史を見てみたい。
By よーぐると (20代女性)時期:2015年
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