天開山 大谷寺の参拝記
坂東三十三所観音霊場19番札所 の天開山 大谷寺へ参拝したのは、2018年 平成30年11月25日のことでした。普通に順番通りに廻るなら、、18番札所 日光山 中禅寺 立木観音に参拝してから、ここ天開山 大谷寺へ廻ってくるでしょう。位置も無理のない位置で、自動車であれば自然に廻ってこれます。
しかし管理人の場合は、すでに別の日に日光山 中禅寺には、日光のその他の寺社とともに参拝を済ませていました。そのため、その日は17番札所 出流山 満願寺 出流観音に参拝してから、車で1時間少々(高速を使わず一般道のみ)で、天開山 大谷寺にやってきました。その日はいろいろトラブルもあって、天開山 大谷寺には拝観の終了時間まであまり余裕がなくなってしまいました。
天開山 大谷寺のお堂は大きな岩山を背にしています。
それもそのはず、本尊は、凝灰岩の岩壁に彫られた丈六(約4.5メートル)の千手観音で、それを守るために、お堂が建てられています。通称は「大谷観音」として知られているようです。・・・・ようですというのは、管理人は、実際に坂東三十三所観音霊場の流れで、天開山 大谷寺に来るまでは知らなかったものですから。
拝観料を納めると、まとまって案内していただけます。納経帳もその時にお預けしました。お堂には、本尊の大谷観音も含めた大谷磨崖仏が4組10体。なかなか・・というか、かなりの力を感じます。説明が終わって、ぞろぞろと大半の人は出ていきましたが、しばしその場から動きたくなくて、次の説明グループの人が入ってきても、(邪魔にはならないようにしましたけど)かまわず眺め続けていました。、
坂東三十三所観音霊場には、いろんな寺院があって、中には、もう一度行きたいか?と聞かれると、正直パスしたいようなお寺もありました。しかしここ天開山 大谷寺は、もう一度行きたいお寺になったと思います。
参拝の後は庭にまわって弁天堂なども見ましたが、特に印象には残りませんでした。
天開山 大谷寺にあるのは、大谷観音ですが、近くに平和観音というのがありました。歩いて行ける距離ですので、行ってきました。公園として整備されたエリアの中にあります。さっと流してきました。もっと早い時間に大谷着いていれば、公園の中や近くの大谷資料館なども面白うそうで見たかったのですが、日没、閉館の時間。いろいろ諦めました。
さて、この後、20番札所 獨鈷山 西明寺 益子観音 に行きたいところだったのですが、先にも書きましたが、いろいろトラブルもあって、今日はここ、天開山 大谷寺までとなりました。
基本情報
所在地
栃木県宇都宮市大谷町1198番地
電話
028-652-0128
山号
天開山
宗派
天台宗
本尊
石造千手観音菩薩立像
創建年
不詳 弘仁元年(810)?
開基
不詳 弘法大師?
正式名
天開山 大谷寺
別称
大谷観音
札所等
坂東三十三所観音霊場 19番札所
名を聞くも めぐみ大谷の 観世音 みちびきたまへ 知るも知らぬも
下野七福神(弁財天)
文化財
石造千手観音菩薩立像、同釈迦三尊像、同薬師三尊像、同阿弥陀三尊像
銅鐘(県指定有形文化財)、
銅製灯篭、銅製鰐口(以上、市指定有形文化財)
納経時間
4月-9月 8:30-17:00
10月-3月 9:00-16:30