出流山満願寺の参拝記
栃木県の出流山満願寺 に行ったのは、2018年 平成30年11月25日のことです。坂東三十三所観音霊場巡りの流れで参拝しました。普通に札所を順番通りに廻るなら、群馬県の16番札所 五徳山水澤寺 水澤観音 を周り、次は、18番札所 日光山 中禅寺 立木観音 となるのでしょうが、いろいろ順番が崩れ、すでに別に日に日光山 中禅寺を先にまわっていましたので、17番札所 出流山 満願寺 出流観音、19番札所 天開山 大谷寺 大谷観音と巡ることなりました。
駐車場は仁王門の手前にある駐車場に止めました。仁王門をくぐると奥にも駐車場がありました。人によっては奥の駐車場を好む人もいるでしょうが、管理人は仁王門もなどもちゃんとみておきたいほうですから、仮に仁王門の中の駐車場に止めたら、戻ってでもに仁王門をみたでしょう。
満願寺の本堂へ向かう参道の途中、川が流れています。そういえば出流山(いずるさん)というくらいですから、そりゃあ流れもあっても当然といえば当然ですね。とはいえ実際には、現場で実物を見るまで、出流山という名前から、水には結びつけることはきませんでした。まだまだ修行がたりません。
本堂までけっこう距離があります。階段、坂道を経て登っていきます。ちょうど紅葉がいい具合でしたので距離はそれほど気になりませんでしたが。
今回満願寺へは車での参拝となりましたが、公共交通機関であれば栃木駅から、栃木市営バス寺尾線の「出流観音」で下車し、徒歩5分程度で着くようです。鍾乳洞は自然林などでも知られていますから、足元の支度をちゃんとしてくれば、楽しく歩けるかもしれません。
納経所は 本堂よりだいぶ手前にありました。先にお預け、お願いして、その間に参拝をさせていただきました。
次の19番札所 天開山 大谷寺に向かいましたが、所要時間は高速道路を使わず、一般道で1時間少々でした。
基本情報
所在地
栃木県栃木市出流町288
電話
0282-31-1717
山号
出流山
宗派
真言宗智山派
本尊
千手観音菩薩
創建年
(伝)天平神護元年(765年)
開基
(伝)勝道
別称出流観音
札所
坂東三十三所観音霊場17番札所
ふるさとを はるばるここに たちいづる わがゆくすえは いづくなるらん
関東八十八箇所 特別霊場
文化財
本堂(県文化財)
山門(市文化財)