國神神社

栃木県茂木町の田舎にある小さな神社。グーグルマップで検索して、写真を見たら雰囲気が良さそうなので訪れてみた。宇都宮駅でレンタカーを借りて、一時間ほど走ると到着する。この神社の周辺はのどかな農村風景が広がっていて、これといった観光名所も見当たらなかったが、調べてみると道の駅やツインリンクもてぎという所もあるらしい。また、國神神社から車で10分ほどの所に、「馬門の滝」という滝があり、ここは釣りスポットのようであった。筆者は釣りはしないが、滝の近くまで降りられるようになっているので立ち寄ってみたが、雰囲気のある良い滝だった。よく見ると水流の方向がおかしいな、と思った。通常なら、水は山の上流から下流に流れているはずなのに、この滝ではそれが逆なのである。山の上流に向かって水が流れている、なんとも不思議な川だった。(後で調べたところ、逆川という名称がついていた。) さて、本題の國神神社だが、この神社は参道が真っ直ぐにのびていて美しい。参道の両脇には、真っ直ぐにのびる杉が立ち並んでいて、なんとも荘厳な気持ちにさせられる杜を構成している。 参道の奥にひっそりと社が佇んでおり、社殿には、神話の絵馬が掛かっている。この絵馬にはニワトリが描かれており、手水舎もニワトリの卵のデザインだった。この神社の面白い所は、「痔」を治すのにご利益があるという所である。痔に苦しんでいる人はぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。筆者は父親の痔が治りますようにと祈願して来た。
あまむら (20代女性) 2017年6月初旬


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