谷保天満宮

谷保天満宮

谷保天満宮
東京都国立市
http://www.yabotenmangu.or.jp


谷保天満宮記事一覧

東日本最古の天満宮にして、交通安全発祥と学業の神・菅原道真公を祭っている神社です。JR南武線の谷保駅から徒歩数分のところにあります。ここには約350本の梅林があって、満開になると見事だと聞き、2月下旬に差し掛かったころに訪れてみました。参道に合格祈願のつぼ焼きの焼イモが売っていて、すごくいい匂いを漂わせていましたが、まずは梅林鑑賞です。大きな鳥居をくぐって左手のほうに曲がると、梅林がありました。訪...

JR南武線谷保駅から甲州街道に向かって2〜3分歩くと、大きな石造りの鳥居が目の前に現れます。谷保天満宮です。さっそく境内に入ってみることにしました。鳥居をくぐって参道を歩くと、鳥居がもう一つあります。そこをくぐった先は下りの階段で、階段を下りて本殿や拝殿に向かいます。実はこの点が、谷保天満宮のユニークなところなのです。神社は普通高台にありますが、この神社は参道を下ったところに本殿や拝殿があります。...

参道の階段を下りると、牛の石像が見えます。重々しい感じの像です。この石像は、菅原道真公が亡くなった際に、悲しみで動かなくなった牛を表しているそうです。また境内には、牛の銅像もありました。石像に比べると凛とした感じです。こちらの像は鼻の頭と前脚の一部に、多くの参拝客に撫でられた跡がありました。実際に牛の像を撫でている参拝客もいました。どのようなご利益があるかは知りませんが…。菅原道真公と牛との関係は...

次に拝殿へ行きました。歴史の古さを感じさせる、木造の建物です。軒下にある獅子の彫刻や、ところどころに貼ってある千社札が、古い神社らしい味わいを醸し出していました。解説によれば、拝殿は江戸時代末期の建築とみられているそうです。もっと古いような印象を受けました。拝殿に向かって右側には、たくさんの絵馬が納められています。絵馬のあまりの多さに、納め所が崩れ落ちそうな感じです。私が行ったときは受験シーズンで...

拝殿をお参りした後は、筆塚に立ち寄ってみました。「筆塚」と独特の書体で刻まれた、墓石くらいの大きさの石碑があって、その下の方に十数本の筆が納められていました。御祭神の菅原道真公は学問だけでなく書道の神としても崇められていて、谷保天満宮では毎年1月25日の初天神の日とそれに近い日曜日に、筆供養が行われます。筆塚に足を運んでみて、私は鎌倉の荏柄天神社にある絵筆塚を思い出しました。荏柄天神社の絵筆塚が漫...

このほか、谷保天満宮は梅やアジサイの見どころとして知られています。私が行った時期はどちらの花も咲いていませんでした。でも梅の木がたくさんあるあたりが、天神様を祀っている神社らしいです。また谷保天満宮は、交通安全発祥の地としても知られているそうです。最後に、谷保天満宮に初めて行ってみた感想です。谷保天満宮は、大國魂神社(府中市)と高幡不動(日野市)という大きな寺社の間に挟まれて、控えめにたたずんでい...

30歳にして、昇任試験に挑戦する知り合いの合格祈願に訪れました。学問の神様、菅原道真ということで、昇任試験には少しずれるかなー?とも思いましたが、とりあえず5円をお賽銭として投げ、お守りを購入しました。やっぱりお正月は人が多くて、なかなか賽銭箱まだ、辿りつけず、少しずれた時期に行けば良かったと後悔しました。合格祈願なら、別にお正月でなくとも良かったかなと。普段は人もまばらで、梅の季節だけは、わりと...