乗蓮寺 東京大仏

乗蓮寺

東京大仏 乗蓮寺の基本情報

 

山号

赤塚山

院号

慶学院

寺号

乗蓮寺

住所

板橋区赤塚5-28-3

本尊

阿弥陀如来

宗派

浄土宗

別名

東京大仏

札所

北豊島三十三ヶ所霊場 21番札所

その他

安土桃山時代末期に旧中山道沿い仲宿へ移転
国道17号線の拡張、環状6号線の開設、首都高速道路の建設により現在の地へ


乗蓮寺 東京大仏記事一覧

東武東上線成増駅から赤羽行きのバスに乗って、乗蓮寺へ向かいました。最寄りの停留所、赤塚8丁目でバスを降りると、進行方向から少し逆戻りして、松月院前の交差点を右折して、東京大仏通を歩きました。東京大仏前の信号を過ぎて、もうそろそろ目的地に着くと思っていたら、いつまでたっても見つかりません。…実は乗蓮寺は、東京大仏前の信号を過ぎて、「赤塚植物園入口」と書かれた案内標識のところを左に曲がるとすぐ右手にあ...

大仏といえば、鎌倉や奈良の大仏が有名ですが、東京にも大仏があることをご存知でしょうか?東京大仏は、実はこの乗蓮寺にあるのです。先ほど少しふれたように、道路や交差点にも「東京大仏」の名前があるほか、路線バスでも「次は赤塚8丁目 東京大仏 乗蓮寺入口」といった車内アナウンスがあります。さて大仏は屋外にありますが、1977(昭和52)年建立と比較的新しく、たくさんの木々や石像、石碑などに囲まれているため...

境内に入ってすぐに気付いたのは、草木がきちんと手入れされていることです。特に寺の名前にあるように、たくさんのハスが見事です。私が行ったときには花はありませんでしたが、咲いたらきっと華やかで絵になるだろうな、と思いました。手入れの行き届いた草木が、大仏をはじめ境内全体の雰囲気に大きく影響しているといっても言い過ぎではないでしょう。それから、大仏の周辺に天保大飢饉供養塔、がまんの鬼、七福神像など、多く...

大仏を拝んだ後に境内を散策していたら、池が目にとまりました。その池に近づくと、丸々と太った鯉がたくさん寄ってきて、「餌をくれ」と言わんばかりに口を開けるのです。これには思わず笑ってしまいました。不健康なくらいに太り過ぎた鯉の体つきから、餌をやる人が多いことがうかがえるし、人が近づくとすぐに寄ってくるところから、人に慣れている様子もうかがえます。鯉は観賞用かもしれませんが、その鯉から、乗蓮寺の観光地...

さて東京大仏が鎮座する乗蓮寺は、決して悪い場所ではないのですが、せめてこうすればよいのに…と感じるところもありました。まず、場所がわかりにくいです。先ほどふれたように、東京大仏通り沿いに「赤塚植物園入口」の標識がありますが、それに「乗蓮寺入口」という案内を追加するだけで、ずっとわかりやすくなります。それから、駐車場が有効に使われていないような感じがしました。私が行ったときは、信徒用の狭い駐車場だけ...