東京文京区護国寺

住所

東京都文京区大塚五丁目40番1号

電話

03-3941-0764

山号

神齢山

宗派

真言宗豊山派

寺格

大本山 (奈良 長谷寺 総本山)

本尊

如意輪観世音菩薩

創建

天和元年(1681年)

開基

桂昌院、亮賢(開山)

正式名

神齢山 悉地院 大聖護國寺

札所

御府内八十八箇所 87番
江戸三十三箇所 13番
東国花の寺百ヶ寺 東京3番

文化財

本堂、月光殿、絹本著色尊勝曼荼羅図ほか(重要文化財)

拝観

境内自由 

サクラ3月下旬〜4月中旬
ツツジ4月下旬〜5月下旬

その他

天和元年(1681)創建
徳川5代将軍綱吉
桂昌院
寺領2700石を数えた大寺だったことも
観音堂(本堂)は元禄期の姿
月光殿 桃山期建築 重要文化財 滋賀県大津の三井寺から移築

 

 

 


護国寺記事一覧

日頃の忙しさから癒しを求めて猫スポットで有名な護国寺を訪れました。護国寺は1681年、徳川綱吉が創建したお寺です。敷地内にある数多くの重要文化財からは歴史を感じることができ、大隈重信等有名な方々が眠るお墓もあります。本堂から響き渡る読経や建築も魅力的ですが、敷地内にいるたくさんの猫たちには本当に癒されます。天気の良い日にはひなたぼっこする可愛らしい姿が見られます。見ているだけでも癒されますが、中に...

池袋コミュニティ・カレッジの秋の合同茶会に、護国寺へ行ってきました。西武百貨店のカルチャースクールで開講する各流派の教室が集い、境内にある茶室でそれぞれお点前を披露するという催しです。今回は茶席の合間の待ち時間がたくさんあったので、その間に本堂の中を初めて拝観しました。圧巻だったのは不動明王像です。仏像からはものすごい迫力が感じられて、前にたたずむだけで余計なことを忘れ、敬虔な気持ちにさせられまし...

護国寺は5代将軍徳川綱吉の母、桂昌院の発願によって1681年に創建された真言宗のお寺です。御府内八十八ヶ所霊場87番札所、江戸三十三箇所観音霊場第13番、東京三十三観音霊場24番札所でもあります。護国寺の敷地内にはいくつか茶室があり、茶道だけでなく香道という日本の文化を楽しむために使用されることもあります。香道にも茶道や華道のような流派があり、香道会では各茶室ごとに各流派の香道を体験することができ...

2014/1に、雑司ヶ谷七福神巡りの後に参詣することになった。

東京メトロ有楽町線護国寺駅首都高池袋線護国寺出口駐車場 10台 無料

2014年10月18日、池袋コミュニティ・カレッジの秋の合同茶会が護国寺で開催された。池袋コミュニティ・カレッジは西武池袋本店の別館にあるカルチャースクールである。秋の合同茶会は、そこで開講されている茶道・香道の各流派が護国寺に集まって、それぞれ点前を披露するというものだ。最近私は茶道具を見ることが多く、実際の茶席でどのように組み合わせて、どのように使われているかを見てみたいと思っていた。だからこ...

護国寺に着いたら、月光殿の入口にある受付で2席分の茶券を購入し、荷物をクロークへ預けた。そして牡丹の間へ向かい、小笠原家茶道古流の席に入ることにした。この茶席は「不老」「童子に帰る」をテーマとしていて、秋でありながら敢えて桃の節句を演出していた。床の間には雛飾りや桃の花があしらわれ、たばこ盆にはたばこの代わりにお手玉が入っていた。出されたお菓子は桃の実の形をしていて、食べてみると桃の香りがした。実...

左膝の痛みが少しずつ和らいで、何とか歩けるようになったところで楓の間に移動して、表千家の茶席に入ることにした。客は廊下に敷かれた毛せんの上に座って待つことになっていたが、膝に負担をかけないようにするため、私は立って待っていた。表千家の茶席は、実に細かいところまで心配りが行き届いていた。まず亭主がお菓子の取り方とお茶のいただき方を説明した。お菓子は人数分が菓子鉢に盛られていて、正客から順にお菓子を自...

表千家の茶席では、お菓子や道具の解説も丁寧でわかりやすかった。お菓子は饅頭が出されたが、出されるとすぐに2つに割って中の餡を見るように勧められた。餡にはさまざまな木の実が使われていて、池袋コミュニティ・カレッジで教室を開講して35年の間にいろいろなことがあった、という意味が込められているそうだ。また掛軸については、書画と表具は関連性を持たせたうえで組み合わせてあることを、亭主の説明で初めて知った。...

実は人に親切にしてもらったことは、小笠原家茶道古流の席でもあった。私は懐紙を持っていなくて、代わりにティッシュペーパーにお菓子を取ろうとしたところ、隣に座っていた年配の男性が懐紙を分けてくれた。この場をお借りして御礼を申し上げたい。この茶会を振り返ってみると、人の親切のありがたみを大いにかみしめた一方で、自分の膝が思った以上に弱くなっていることを痛感させられた。茶会が終わった後には護国寺を散策する...