この神社では、日本競馬発祥の地として乗馬をしている人や馬に携る人が多く訪れるそうです。私の母が馬が大好きすぎて、この神社の存在を知り「一緒に行こう」と言うことで行きました。境内はそんなに広くなく、どちらかと言えばこじんまり。祭りと聞いていたので、ものすごい人と屋台で溢れているのかとも思いましたが、ほどよい人ごみ。地元の方々が伝統行事をやられている感じで、和気あいあい。中には昼間なのに、もうお酒で顔が真っ赤になっている人もいました。そんな中、いよいよ登場した馬と騎手。伝統の衣服を身にまとい、練習を始めました(ちょうと私が行った時は天候が悪く、中止になるか?という不穏な空気も流れてましたが、神様が味方をしたのか大丈夫でした)。結構時間をかけて調整した後、いよいよ古式の競馬行事「足伏走馬」が始まりました。競馬というだけ、どのくらい早さで駆け抜けるのかと期待していたのですが、あまり勢いがありませんでした。やはり、直進の一本道で距離がない為かスピードはあまり出せないのかな。でも昔の人にはこれが当たり前だったのかもしれません。普段あまり触れる事はない行事だったので新鮮でした。
By みろく(30代女性)
経験時期:2012年5月6日の賀茂祭