昨年お参りした時に願をかけた願い事がかなったという友人が、お礼に行きたいというので、それについていきました。特に私に願い事があったわけではなく、近くに住んでいる割に琵琶湖の中に浮かぶ竹生島へは今まで一度も行ったことがなかったので、行ってみたいという好奇心で、今津港から船に乗りいざ竹生島へ。 けれどその日は生憎の雨で、船から見る竹生島は、少し霧も出ていたせいでゴツゴツした岩肌とそこに生える木々がまるで水墨画のような雰囲気を醸し出していて、少し怖いような気持ちにもなりました。 そして上陸してみると、そこには売店が立ち並び、昭和にタイムスリップしたよな気持ちになりながら、かわらけ投げの土器を買い、参道を進むと、しめ縄が巻かれた神木の前で熱心に祈る人の姿があり、神聖な気持ちになりながらまずは常行殿へ。そこでお参りをしたあと、竜神拝所からかわらけを投げましたが、宮崎鳥居までは届かず。一緒になげた友人もまた届かず…。「願い事といっしょでなかなか簡単にはいかないものやね」などと話しつつ、本殿の方へ。内陣は改修工事中ということで見れなかったのですが、450年の歴史をもつ建物の雰囲気に、柱や梁の細工など、写真を取るのに夢中になってその場から動かなくなった私に友達は苦笑いでした。 その後は御朱印を貰いに行き、船の時間まで少しあるということで、売店に戻ってお茶をのんだり、おでんを食べたり、無料の休憩所で待っていると迎えの船がやってきました。 また、改修工事がおわったころに、参拝しに生きたいなぁと思ってます。
あじこ (40代女性) 2017年1月上旬
まるで水墨画のような島 (竹生島神社 滋賀県長浜市)関連ページ
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