正法寺

10番札所 巌殿山 正法寺 参拝記

2018年 平成30年10月30日 坂東三十三所観音霊場10番札所 巌殿山 正法寺 に参拝しました。その日は、まず9番札所 都幾山慈光寺に、車で参拝しそこからの移動です。渋滞もなく順調で1時間弱で巌殿山 正法寺の駐車場に到着しました
駐車場にあった埼玉県と東松山市の教育委員会による案内版をみると、物見山岩殿観音とあります。岩殿観音はいいとして、お寺の山号は巌殿山です。あれ?物見山って何?よくみると山号ではなくて、物見山は本当に山の名前のようでした。
カーナビで、結果として「渋滞もなく駐車場」についたのですが、住所によってカーナビが示した場所とは違う駐車場に入りました。走っていると巌殿観音 の駐車場がありました。カーナビはそのままだいぶ直進してから左折するように案内していましたが、どうもこの駐車場はカーナビの示すポイントの裏のようです。カーナビが示している場所は、住所として正しくても、そこには駐車場はないかもしれない。そう考えて駐車場の看板を信じて車を止め、参道に歩を進めました。
進んでいくとやはり裏であったことがわかりました。カーナビの通りにいけば、表参道の下に到着できたはずです。まあここは好き好きかもしれません。裏から入ると、表参道のけっこうな急で段数も多い階段を上らないで、ストレートに本堂に行けます。楽なルートとも言えます。でも管理人は、建物の並びとか、灯籠の本堂の位置のバランスとか、素人なりに設計者の意図を汲み取りたいなぁと思うほうなので、正面、表参道を使いたい派です。結局、観音堂で参拝した後に、やっと裏から入ったことに気がついたので、一番下まで降りて階段を上がってきましたw
下に降り、上がり始めると仁王門。仁王像の前にはガラスがハマってました。仁王門、仁王像でガラス。あまりこのパターンは見ないなぁ。
そうそう、算額なんて珍しいももありました。本堂の脇と言うか裏手というか、削った岩山には、石仏がズラリと並んでしました。

 

2016/12に参拝したpingpongさんによれば、荒れたイメージだったようですが、管理人が行った時2018/10は、そんなにひどい印象はありませんでした。
2年でけっこうなんとかなるもんなんですねぇ・・・。御朱印ブームのおかげでしょうか?
御朱印は、開山一三〇〇年記念の特別のような印もありましたから、記念の年をめざして寄進、浄財を募った結果かもしれませんね。
あるいは管理人とpingpongさんの、「荒れた」のしきい値が大きく異なるのかもしれません。

 

参拝し、納経帳に朱印をいただいていると、後から見覚えのある人の姿が。一つ前の札所、都幾山慈光寺で出会った団体さんの添乗員さんでした。たぶんあの団体さんは、愛媛ナンバーの観光バスで、今日は同じように埼玉の札所を回っているのでしょう。ノンビリ参拝している間に追いつかれたようです。
添乗員さんは、人数分のたくさんの納経帳や御朱印帳、掛け軸などを抱えてはいってこられ、別のお寺の方にお願いしていました。前も思ったのですがやっぱりこの添乗員さん、言葉使いは物腰が、巡礼者的に洗練(?)されていて、ただの観光会社の添乗員じゃなくて、先達さんのような気がします。旅行会社の社員でもあり先達でもあるのかもしれません。

 

さて次は、11番札所 岩殿山安楽寺 吉見観音 です。悪気は全然ないのはわかってますが、団体さんとは、お寺で一緒にはなりたくありません。大丈夫だとは思いますが、追いつかれないように、さっさといきましょう。

 

基本情報

a href="http://japandaisuki.info/bandou33.html">坂東三十三所観音霊場 10番札所
巌殿山
正法寺 しょうぼうじ
巌殿観音
千手観世音菩薩
真言宗智山派
埼玉県東松山市岩殿1229

 

のちのよの
みちをひきみの
くわんぜおん
このよをともに
たすけたまへや

 

 

 


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正法寺記事一覧

え?ここが?11番札所 岩殿山安楽寺 吉見観音を出て、東松山市中心部のファミリーレストランで昼食をとり、岩殿観音へ向かいました。東武東上線高坂駅の近くで線路を渡ると、そこから先は地形や風景が変わって、山道を走っているような感じになります。大東文化大学を少し過ぎたところにある駐車場で車を止めて、階段を下りて、トンネルをくぐって少し歩くと岩殿観音の境内に入ります。といっても仁王門から入ったのではなく、...