星田妙見宮

大阪に引っ越してきたばかりの頃、新居の周りにはどんなものがあるのだろう…と、あちこち探検していた事がありました。歩いていると、ふと鳥居を見つけて「あれ、ここ神社なの?」と、ちらっと奥の方を覗くのですが、お社は見あたらず。木がたくさん生い茂っていたので、昼間なのにとても暗くて中に入るには少し勇気のいる雰囲気でした。結局その時は一人で入る勇気が出なくて、気にはなったもののそのまま帰りました。後日、近所の郵便局へ行く際、道路の脇に何気なく「星田妙見宮」と書かれた旗の立っているのが目に止まり、パソコンで検索してみると、入るのを躊躇していたあの神社でした。調べてみるとどうやら古くからある神社で、隕石の落ちてきた日本で2番目に古い所らしいのです。神社好きな私としては、行ってみたい!でも一人はなんだか怖い!と言う事で家族を連れて見に行きました。中へ入ってみると思ったよりも広く、自然の中にひっそりお社が立っているという感じでした。私が見てきたような観光地にある神社とはまるで違った雰囲気で、神秘的という言葉がしっくりくるでしょうか。見学している間、なぜかずっとめまいのような、頭がふらつくような感覚がついてまわったのを覚えています。どう表現していいかわかりませんが、平衡感覚がいつもと違う感じで、神社を出るとなおりました。一緒に来ていた家族も同じだったようで、なんでだろう?と話が盛り上がりました。それ以来、その神社には行っていませんが、夏にはお祭りも行われているようで、「もしかしたらお祭り中はまた違った雰囲気かもしれないよね。」と、久々に今度はお祭りの時にでも行ってみようか。と話している今日この頃です。
ぴーこ (30代女性) 2012年の11月頃だったと思います。


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