奈良 薬師寺 仏像

薬師寺

所在地

奈良県奈良市西ノ京町457

山号

宗派

法相宗大本山

本尊

薬師三尊(国宝)

創建

天武天皇9年(680年)

開基

天武天皇(勅願)、道昭、義淵

別称

瑠璃宮

札所

西国薬師四十九霊場1番
南都七大寺6番
神仏霊場巡拝の道 第25番
大和北部八十八ヶ所霊場札所 第49番

文化財

東塔、薬師三尊像ほか(国宝)
南門、伝大津皇子坐像ほか(重要文化財)
世界遺産

 

http://www.nara-yakushiji.com/index.html

 

 

薬師寺-唐招提寺-西大寺-秋篠寺 西ノ京を歩く


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薬師寺記事一覧

私の趣味は奈良県の寺社仏閣の猫の動画や写真を撮影することです。これまでたくさんの神社の猫ちゃんたちを撮影してきましたが、この日は薬師寺に撮影に来ました。撮影に行くときは猫がいるかなどの予習は全くしません。余計な先入観をなくして、純粋に感じたものを写真に撮りたいからです。薬師寺は想像していたよりも広く歩くだけで一日終わってしまいそうでした。とりあえずぐるっとまわってみます。仏像様などに挨拶をすませ、...

薬師寺さんに修二会という行事があります。この行事を知ったのは友達の紹介でした。ここ数年、毎年参加してます。2月に東大寺のお水取りがありますが、薬師寺さんでもこの3月下旬から約1週間位この行事があり、厄災を払い、病気弊癒、仏教を興隆、国家安穏が、目的です。夕方に着き、ごはんを食べ、19時から21時30分まで薬師如来様が安置してある金堂で行います。刀をもった僧侶が厄災を払う為、回廊のまわりを走ったり、...

高校の修学旅行で参拝に訪れました。 母の修学旅行の思い出話で 「薬師寺のお坊さんの説法は堅苦しくなくて面白い」 と聞いていたのでとても楽しみにしていました。 まわりも修学旅行生だらけの中、テントの中で学年そろって聞いていました。 説法をしてくださったのは若いお坊さんだったと思いますが、 話慣れているのでしょう。 どれも面白く、高校生には退屈なイメージの説法を飽きさせることなく、 お寺のこと、ご本...

修二会は、花会式と呼ばれ、東大寺のお水取りのような厄災払いです。 薬師如来様のまわりを色とりどりの造花が飾られているため、別名花会式 と呼ばれてます。夕方に薬師寺さんにつき精進料理のお弁当を食べてから、薬師如来が安置してある金堂で19時から21時30分まで声明を唱えたり、鬼払いの儀式があります。そのあと仮眠し2時30分に起床し、また声明を唱えます。太鼓の音や鐘やほら貝の音と音をならし、僧侶が刀をも...

薬師寺は何度も足を運んでいるのだが、最初に、自らの意志で行った時のこと。1990年代だ。たぶん1995年じゃないかなぁ。もっと前、修学旅行などでも行ったのだろうが、何も覚えてないw美術に興味を持とうとしたころのことだ。薬師寺は南門から入った。これもまあ学芸さんからの知識だ。建築は、アプローチも重要で、裏や脇からではなく、正面から入らないと、建築のシルエット、建築群の配置、バランスの良さはわからない...

薬師寺へは近鉄橿原線西ノ京駅で下車し、歩いて5分もかかりません。近鉄橿原線の駅には、なかなか素敵なネーミングの駅が多く、この西の京もそうですが、同じ路線で尼ヶ辻や九条という駅もあります。駅名を見ただけで古のロマンが感じる事ができそうなので、なんだか嬉しくなってしまいます。西ノ京駅で降りると、もう薬師寺はすぐです。駅から歩いて薬師寺に向かう途中、参拝客用の大きな駐車場や門前のお土産屋さんがあります。...

薬師寺は四方に入口があるのですが、せっかくですから入口で写真を撮りました。大きな石に立派な文字で「薬師寺」と書いてあります。写真を撮って、観光客気分を楽しみながら中に入ります。実は、以前お正月に散歩をかねて薬師寺近くまで来た事があるのですが、入場料が1000円以上もするので、一緒にいた奈良県出身の人が、入るのやめようと言いだし、なんと入口から引き返したという素晴らしい思い出があるのです。まあ確かに...

入ってまず目についたのは、東塔です。この東塔は国宝なのですが、現在は修理中というわけで、白い大きな幕のようなものがかけられていて、内部が見えません。実は解体して修理しているとの事で、隣にある西塔をちらりと見て、多分同じような大きさの塔でしょうから、これだけのものを解体して修理するとは、と驚いてしまいます。この二つの塔や薬師寺の色々な建築物を建てた古代の技術も素晴らしいですが、こういった古い物を修理...

薬師寺は興福寺とともに法相宗の大本山であります。そして、南都七大寺のひとつに数えられます。薬師寺の歴史は本当に古く、天武天皇の命により、後の持統天皇となった皇后の病気快癒を祈願して建てられたそうです。日本書紀に、天武天皇9年(680年)造営開始と書かれているそうで、本当に古いお寺だなと実感します。ただし、最初に造営された地はここではなく、もっと南の藤原京のあった飛鳥の地になりますが、平城遷都の後の...

中門を入り、ぐるりと見渡せば大きな建物が真ん中にありますが、それが金堂となります。この建物は、1976年の再建だそうで、この中に御本尊の薬師三尊像安置されているのです。薬師三尊像は奈良時代仏教彫刻の最高傑作の一つと言われるほどのもので、その作られた年代はいろいろな説があります。その中の一つが持統天皇2年(688年)に作られたという説が一番古い説なのですが、歴史で学んだあの持統天皇や天武天皇の名前が...

回廊の一角で、お茶の席を楽しむ Takominさんの参拝記6/6敷地をぐるりと見渡すと、一角に人が多く集まっています。そこに近づいていくと、お茶の席が設けられていて、参拝に来た方々がついでにお茶を楽しんでいるようです。私たちも近づき、お茶席に並んでお茶をいただきます。私はお茶の作法は学校で習ったくらいですが、夫は実はお茶の心得があるのですね。内心やるな、と思いながら、彼の仕草をを真似しつつお茶をい...

法相宗の総本山といわれ、平城京以前からある古いお寺です。大化の改新で有名な天智天皇の弟、天武天皇が、后であるのちの持統天皇の病気平癒を祈り建立を発願したのが始まりと言われています。まあ、その持統天皇も、実は天智天皇の娘の一人なので、いわゆる近親婚と呼ばれるご夫婦だったわけですが、お寺をたてちゃうくらい、奥さんが大事だったのかな、と思うと、会ったことも見たことも無い昔の天武天皇というお人がなんか微笑...

母が来たいと言っていた薬師寺の、メインの目的はなんといっても西塔、東塔でした。なんでも、母がまだ若かった頃、亡くなった父と来た新婚旅行は奈良・京都だったそうで、その時に見た東西両塔がとても印象的だったそうです。死ぬ前にもう一度見たいというので、一緒に尋ねました。現在は解体修理中で見られない東塔、その鮮やかな色に目を奪われる西塔。戦前生まれの母の目にはどう映ったのか私には想像しか出来ませんが、嬉しそ...

金堂におわします薬師瑠璃光如来様、左右に日光菩薩様、月光菩薩様を従えていらっしゃいます。年老いた母には特にありがたみが増すのか、一生懸命に手を合わせていました。当時若かった自分には、まだわからなかったことですが、病気や怪我の恐ろしさをよく知っている年配の人間にとっては薬師如来様の瑠璃光がさぞかし眩しかったことでしょう。「浄瑠璃世界」っていう極楽にいけるんだよ、と母は振り返って私に説明してくれました...

母が奈良観光に来たとき、宿泊したのは奈良ロイヤルホテルでした。私の母は股関節に人工骨を入れている身体障害者で、歩行が困難なのです。歩くときは常に杖と一緒ですが、それでも車椅子に乗るのは避けたいと意地を張っています。母は東大寺と薬師寺が見たいと言うので、奈良市内に止まることを望んでいました。最初は、母が新婚旅行で止まったという「奈良ホテル」に泊まらせて上げたかったのですが、予算の関係と、宿泊予定日に...

足の悪い母は東西両塔と薬師三尊像を見ただけでくたびれてしまったらしく、金堂の傍の売店で孫である私の息子達と一休み。おいしそうにかき氷を食べている孫を見ながら目を細めている母に、お守りを頼んで、私はせっかく来たので、一番奥の玄奘三院伽藍まで行って来ました。暑い夏の日だったので正直歩くのがきつかったのですが、がんばって「西遊記」の玄奘三蔵に会いたいと思い足を伸ばしたのです。夏目雅子扮する玄奘三蔵法師の...

1年ほど前から写経道場に通っています。事前予約も必要なく、道具もすべてそろっているので思い立ったときにふらっと行くことが多いです。1時間〜1時間半集中して文字を書くと、頭の中がスッキリしていい気分転換になります。薬師寺での写経の魅力は、道場の雰囲気です。施設の美しさはもちろんですが、道場内から見える庭の景色がとても素晴らしいのです。初夏に行ったときは窓を開けてくれていたので涼しい風を感じながら写経...