率川神社
〜平城京遷都以前からある神社〜
奈良市にある率川神社は、なら町界隈にも近く、近鉄奈良駅からも歩いてすぐの場所にある神社です。奈良の駅周辺には有名で大きな神社仏閣がありますが、率川神社はそれらの神社仏閣に劣らない、由緒正しい古い神社なのです。
場所
奈良市本子守町
祭神
姫蹈五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)(中殿)
玉櫛姫命(左殿)
大己貴荒魂命(おおなむちのあらたまのみこと)(右殿)
俗称
子守社・三枝明神。
率川神社記事一覧
率革神社は奈良駅近くにある神社で、本当に駅から近く行きやすい神社です。最寄駅は近鉄奈良駅が一番近く、京都からは近鉄橿原線、大阪からは近鉄奈良線で、直通の電車が出ています。京都からは1時間少々、大阪からは約40分で行く事ができますから、とっても便利です。さらに、どちらからも有料特急が出ていますから、それを利用すると時間がもっと節約できますので便利ですね。近鉄奈良駅で下車して地上に上がると、国道369...
率川神社に近づいて行くと、神社のノボリが立っているので、すぐ分かりました。率川神社は歴史が非常に古い神社として知られていて、今から1400年前の推古天皇の時代に建立されたとの事です。飛鳥時代の推古天皇元年(593年)推古天皇の勅命を受けて大三輪君白堤が建立しました。つまり平城京遷都によって、奈良が栄えた最盛期を迎える前からあった神社という事になりますし、、奈良市では最古の神社となるそうです。奈良市...
率川神社の御祭神は、主祭神が姫蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)で御子神となります。そして御父神に狹井大神(さいのおおかみ)、御母神に玉櫛姫命(たまくしひめのみこと)がお祀りされています。この主祭神の姫蹈鞴五十鈴姫命は初代神武天皇の皇后であり、非常に聡明で内助の功に優れた女性だったそうです。全国でも、皇后様を御祭神に立てた神社というのは少なくて、数える程だそうです。神社の創建は1400...
この神社は、主祭神を挟んで御父神と御母神が両側にお祀りされているという事から、両親が寄り添うようにお子様をお守りしているというようで、古くから子守明神と言われているそうです。そのため、安産や育児、生育安全や家内円満などにご利益があると言われています。さらに御父神の狹井大神は、生活全般を守ってくださるご利益があるそうで、育児や家庭に悩みがある時には、随分とご利益がありそうです。生活全般という事で、今...
本殿の前には、ここで結婚式を挙げる事が出来るという案内がありました。確かに家庭円満や安産や育児など、家庭に関して色々ご利益がある神社ですから、結婚式を挙げるのはすごく良いかもしれません。さらに奈良市最古の神社という事も、後から人に説明するのにインパクトがあって面白いですね。何よりこの神社の空気の流れが良い気がして、お天気の良い日に結婚式をするのもとても素敵だな、と思いました。境内の一部にはあずまや...
境内に、ちょっと変わった石があり、そこに案内書きがあるので覗いてみました。読んでみると、その変わった形の石は「蛙石」といい、蛙の形に似ている事からそのように呼ばれているとの事です。言われてみると、何となく蛙のような形をしているような・・・?蛙は一度に卵を1500個位生むそうで、繁殖力・命の再生・豊富・裕福などのシンボルとなっているそうです。特に「カエル」という言葉が縁起が良いと考えられていて「お金...