小泉神社〜小泉集落にある古き良き神社〜
住所
奈良県大和郡山市小泉町2333
電話
開門時間
料金
交通アクセス
JR大和路線大和小泉駅 西へ徒歩15分
御祭神
素盞嗚命
譽田別命
境内社
九頭神神社 九頭神明神
片桐神社 片桐旦元
玄宗稲荷神社玄宗稻荷
八幡神社 八幡大神
祭事・年中行事
創建
不詳
本殿建築
一間社春日造檜皮葺
室町末の造営と推測
国の重文
小泉神社記事一覧
小泉神社は、奈良県北部の大和郡山市二の小泉集落にある神社です。最寄駅はJR大和小泉駅です。大和小泉駅の西口から歩いて大体15分程で到着します。車の場合は、小泉神社のある大和郡山市へは、大阪からだと第二阪奈道路で約30分ほどです。また、西名阪自動車道でも35分ほどで到着します。京都方面からは京奈和自動車道と国道24号線を使って約1時間ほどで到着となります。名古屋方面からだと東名阪自動車道・名阪国道を...
小泉神社は、創建不詳となっています。しかし、神社に保管されている大正5年(1508年)「小泉南北之御宮日記」には、かつて北と南の二つのお宮があり、9月6日に南の宮が9月7日に北の宮がそれぞれ祭礼を行ったという事です。小泉神社に到着すると、階段があって、そこを上がって行きます。上がった処に、背の高い門がありますが、これが袖つき門と呼ばれる門で、元々はこの近くにあった小泉城(片桐城)の門であったそうで...
小泉神社の本殿は、一間社春日造(いっけんしゃかすがつくり)であり、屋根は桧皮葺(ひわだぶき)となっています。建立の時期は明らかにはなっていませんが、室町時代に創建されたといわれており、江戸時代に入って寛文年間(1661〜1673年)に改修されたそうです。大正9年(1920年)に国の重要文化財の指定を受けています。室町時代、南北朝の明徳・慶永年間頃に牛頭天皇を地域の守護神として奉祭したという事です。...
小泉神社の本殿の両脇には、境内社が並んでいます。拝殿の東には九頭天王社と住吉神社があり、九頭天王社は水神として昔から人々の信仰を集めてきました。雨が降らない時には、村人が雨乞いのために御神体を出して村中を「雨タンモリ雨タンモリ」と言って練り歩いたそうです。また、西側も稲荷社があります。小泉神社の本殿で参拝した後には、ひとつずつ境内社にもお参りしましょう。振り返ると、先ほどいたお母さんとお子さんはい...
参拝し終わって、再び袖つき門をくぐって遠くを見ると、大和郡山市の市街地が見えます。眺めが良くてしばらく見ていましたが、こういった眺めをきっと小泉神社に縁のあった小泉氏や片桐氏も眺めたのだろうな、と思いました。大和郡山市は奈良盆地に位置していて、南北に約30km東西に約13kmという面積ですが、その盆地には沢山の神社仏閣があるのです。また、小泉の地が片桐氏のものとなった江戸時代、二代目藩主の片桐貞昌...