源九郎稲荷神社

源九郎稲荷神社 源義経と豊臣秀長ゆかりの神社

源義経と豊臣秀長ゆかりの神社

所在地

奈良県大和郡山市洞泉寺町15

電話

開門時間

料金

交通アクセス

主祭神

宇迦之御魂神

社格

創建

例祭

別名

げんくろうさん
4月3日


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源九郎稲荷神社記事一覧

大和郡山市にある源九郎稲荷神社へは、近鉄橿原線の近鉄郡山駅が一番近く、駅から歩いて約500m、6〜7分で到着します。大和郡山は、豊臣秀長公ゆかりの旧城下町で、近鉄線で京都や大阪からも約1時間ほどで来る事ができます。また、JR郡山駅からも、少々距離が伸びますが10分ほどで行く事ができるので、交通の便は良いでしょう。二つの駅から歩いても大した距離ではないですが、どちらの駅にも大体タクシーが止まっている...

「げんくろうさん」という呼び名で親しまれている源九郎稲荷神社は、日本三大稲荷の一つと言われています。この神社は色々な伝説があり、その一つは源義経に関わる伝説です。源義経が吉野に落ちのびた時に、白狐が義経の側室である静御前を送り届けたという伝説が伝わっていて、その時に義経が感謝を表すために、自分の名前の源九郎義経の名の源九郎という名を白狐に贈ったと言われています。それが現在の神社の名前の由来なんだそ...

天正13年(1585年)の9月に豊臣秀長公が郡山城に入城し、城主となりますが、秀長公はその時に郡山に高僧がいると聞き、城内に招き入れます。そしてその僧と交流を深めていきますが、ある夜その高僧の枕元に源九郎と名乗る白狐が白髪の老人の姿で現れ「我を祀れば郡山城を守るだろう」と告げたと言われています。その話を聞いて、秀長公はその白狐を最初は城の敷地に、後に城下町の洞泉寺の一角に祀る事に決めました。後の大...

まず、鳥居の前で頭を下げて挨拶をします。そのあと手水所で手と口を清めます。その先に祓へ戸(はらいど)と書いてある看板と石がありますが、これはなんだろう?と首をかしげていると神社の方がやってきて教えてくれました。手水所で体は清められますが、心は清める事ができないので、この祓へ戸にて祈り、心も清らかにしてそれで神社へお参りするのですよと、教えてくださいました。神社にはこの祓へ戸が必ずあるそうです。

境内を見回していると、歌舞伎役者の名前が出ている案内文があるのに気がつきました。源九郎神社の狐は、静御前を吉野まで送り届けたという伝説がありますが、その伝説が歌舞伎の「義経千本桜」に出てくるそうです。静御前が持っていた鼓の皮が、キツネの両親の皮であり、キツネは佐藤忠信に化けて、吉野まで静御前と鼓を送っていくのです。両親の狐の皮を慕う気持ちと静御前を送り届けてくれた事に感謝した義経は、その鼓と源九郎...

神社を後にして向かったのは、大和郡山市役所隣の三の丸会館です。実は今日、ここで金魚すくい選手権の予選が開かれていると聞き、ちょっと覗いてみたくなりました。大和郡山は、江戸時代から武士の内職として金魚を育てて販売する事が奨励されていたそうですが、今でも日本における金魚の生産の多くを占めています。それにちなんだ行事という事で、今日は金魚すくい選手権の予選が開かれているそうです。行ってみると・・・やって...