讃岐神社〜広陵町にあるかぐや姫ゆかりの神社〜
住所
奈良県北葛城郡広陵町三吉328
電話
0744-22-3274
開門時間
交通アクセス
主祭神
大国魂命
若宇加能売命
大物主命
社格
式内社(小)・村社
本殿様式
三間社流造桧皮葺
別名
広瀬大明神
南川合明神
例祭
10月15日
讃岐神社記事一覧
奈良県の広陵町には、かぐや姫ゆかりの讃岐神社があります。讃岐神社へ行く場合、電車での最寄り駅は近鉄大阪線の箸尾駅ですが、そこから北東に約3kmほど行った所にあります。また、近鉄高田駅からバスが出ており、約20分かかります。竹取公園東バス停で下車、讃岐神社までは70mの距離です。車で来る場合、大阪方面からは西名阪自動車道の法隆寺ICで降り、一般道を20分ほど行くと、広陵町に到着します。京都方面からは...
竹の中から生まれたかぐや姫を拾い育てたのは、おじいさんとおばあさんですが、その物語「竹取物語」(平安時代 作者不詳)に登場するおじいさんの竹取翁の出身部族が、讃岐氏だと言われています。讃岐氏の歴史は古く、持統〜文武朝廷の時代に竹細工を献上するために、讃岐国(香川県)から氏族斎部氏が大和国広瀬郡散吉郷に移り住んだものとされているそうです。竹取物語の舞台は、大和国であったと言われていますが、どうしてそ...
それではさっそく讃岐神社で参拝しましょう。讃岐神社の御祭神は、「三代実録」元慶7年の条に正六位上散吉大健命神、散吉伊能城神となっていますが、讃岐神社の案内の看板によると、大国魂神、倉稲魂神、大物主神をお祀りしているとの事です。また、讃岐神社は別名を広瀬大明神と称するのは、大物忌神と同神の広瀬坐和加宇加之売神社の分霊を勧請して祀った事からだそうです。御本殿は、慶長19年(1614年)の正月に火災で焼...
讃岐神社へ参拝した後、車ですぐ近くの竹取公園に向かいました。この公園はかなり大きくて、敷地面積が6.5ヘクタールもあるという事です。せっかく竹取物語のゆかりの地に来ているのだから、ちょっと覗いてみましょう。駐車場や子供が遊べるアスレチックなどがあり、家族連れに持ってこいです。しかも今日は日曜日のためか、露店も出ていて、バッグなどを販売しています。相当多くの車が来るのか、駐車場の入口のところには誘導...
では、かぐや姫が住んでいた場所が大和国のどこかという事を考えると、これは竹取の翁が讃岐造とあり、延喜式(967年)に記載された内容によると、広陵町には讃岐神社と呼ばれた古社があり、その場所は大和国広瀬郡散吉郷(やまとのくにひろせごおうさぬきごう)とあるそうです。当時はその地を統治していた人と地名が同じとなっていたので、讃岐造はこの地の出身の讃岐一族であっただろうと思われるとの事でした。公園には池も...