大日堂 入鹿神社

大日堂と入鹿神社

奈良県橿原市小綱町

 

大日堂と入鹿神社〜二つ並んだお堂と神社〜

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大日堂 入鹿神社記事一覧

橿原市にある大日堂と入鹿神社は、隣り合わせに並んで建っています。この二つのお堂と神社へ行くには、近鉄線の八木西口駅が一番近い駅となります。駅から7〜8分で行く事ができますが、その隣の大和八木駅も便利です。大和八木駅からも歩いて10分くらいです。しかしこの駅には、、京都からもおおさかの難波や上本町からも乗り換えなしで来る事ができる他、有料の特急で指定席にゆっくり座ってくる事もできるのです。京都からは...

大日堂が建てられたのは、文明十年(1478年)から十七年(1485年)という事ですが、実際には30年ほどかかって建築されたと言われています。ちょうど時代は室町時代、応仁の乱の影響もあって、これほど時間がかかったのだといわれています。戦禍が絶えなかった時代、このような仏につながる建物を建てるという事で、当時の人々の心が癒される事もあったのでしょう。また、室町時代の小さな仏堂というのはあまり残っておら...

大日堂を一周してみようと裏に回ると、だんじりを収納した小屋がありました。見ると、小鋼町(しょうこちょう)のだんじりが、この小屋の中に保管されているとあります。だんじりというと、大阪の岸和田のイメージが強いですが、実はあちこちでだんじりの文化はあるのですね!ここのだんじりは小鋼町のだんじりで、毎年10月の第2日曜日に隣の入鹿神社で例祭が行われますが、その時に曳かれるとありました。そういう例祭があるな...

大日堂から今度はお隣の入鹿神社へお参りします。この二つの建物がある敷地の入り口にはわりと大きな鳥居がありますが、この鳥居は神社のものなのでしょうね。この鳥居は少し手前からでも目立ちますから、ここに来る時の良い目印になるでしょう。入鹿神社というと、あの有名な蘇我入鹿をお祀りした神社ですが、蘇我入鹿を祀っているのは、全国でもこの神社だけだそうです。もともとこの地は曽我氏ゆかりの地であり、曽我氏につなが...

小鋼町の人々には、他にもいろいろな伝説があります。たとえば小鋼の人が、蘇我入鹿を討った中臣鎌足をお祀りしている多武峰に行くと、不思議な事に腹痛が起きるそうです。それから明日香村の小原は、中臣鎌足の母の出身地であり、小鋼町の人々は明日香の小原の家とは縁組をしないという風になっているそうです。そういった歴史に基づいた伝説や言い伝えなどを聞くと、本当にこの地は歴史が古いのだなあ、と感じ入ってしまいます。...