人麿神社

人麿神社

人麿神社〜柿本人麻呂にゆかりの神社〜

祭事

5月4日 すすつけ祭

交通

近鉄大阪線大和八木駅 西北西700m

祭神

柿本人麻呂朝臣


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人麿神社記事一覧

人麻呂神社は橿原市にある柿本人麻呂にゆかりのある神社です。最寄り駅は近鉄橿原線と近鉄大阪線の交差する大和八木駅となります。駅から歩いて10分かからないくらいの距離です。大和八木駅は京都駅から有料特急で約45分ほどです。また大阪方面からは、難波や環状線の鶴橋から普通の急行でも約40分前後の距離ですが、こちらも有料特急が出ています。また、大和八木駅から歩いて5分ほどのところに近鉄橿原線の八木西口駅があ...

人麿神社の創基ははっきりと分かっていませんが、新庄町の柿本神社から分祀された神社と伝えられています。江戸時代以降は人丸大明神社、柿本人麻呂大明神社と称した事が知られています。毎年5月4日に行われるお祭りが墨付け(すすつけ)祭ですが、無病息災と豊作を祈る野神祭であります。このお祭りは、県の無形民俗文化財の指定を受けています。また、この神社の御祭神は万葉歌人で三十六歌仙であった柿本人麻呂朝臣ですが、人...

人麿神社の本殿は、一間社隅木入春日造りの小社殿で、棟木銘に康永4年(1345年)と墨書きされていて、この時代の建立様式の特徴がよく現れています。そしてカエル股や木鼻などの細部の意匠も優れています。建立当初の屋根は厚板葺で、隅木は無く脇障子が身舎前柱の位置に移るなど、後世の修理によって改変を受けて現在に見られる形になっています。資料には、棟札11枚が所蔵されていて元和4年(1618年)・寛文2年(1...

境内には、柿本人麻呂の万葉歌碑が置かれています。「秋山の 黄葉(もみぢ)を茂み 迷ひぬる 妹(いも)を求めむ 山道(やまぢ)知らずも 柿本人麻呂」(黄葉のように散ってしまった妻を探し、山に踏み入っても 秋の山には黄葉がいっぱい散り積もって 道がどこかさえも分からない)人麿神社の御祭神でもある柿本人麻呂の歌碑が置かれています。橿原市内には、万葉集の歌碑がゆかりの場所に置かれていますが、この人麿神社に...

人麿神社の御神木 Takomin 参拝記 5/5人麿神社の御神木は、この地の地名ともなっている地黄の木です。この地黄はもともとは中国原産で、ゴマノハグサ科の多年草でもあります。漢方の薬草としては佐保姫(サオヒメ)と呼ばれ、その別名が地黄なのです。この地黄は漢方にも使われますが、その他お正月の邪気払いで食される地黄粥にも使われています。それ以外にも地黄の知るを加えて練った飴の「地黄煎(じおうせん)」...