飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)
奈良県高市郡明日香村飛鳥707
http://www2.ocn.ne.jp/~jinja/
飛鳥坐神社記事一覧
以前、飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社にお参りした時から気になっていた名前の似てい飛鳥坐神社は、ちょうど香具山の南、甘樫丘の東にあり、遠くから見るとちょうど丘のようになっています。丘の入り口に立つ鳥居はまるで門のようで、そこから伸びる階段に社殿が山の上にあることがわかります。登って行くと、中腹に石碑とその説明に建てられた古い木の説明板がありました。風雨に晒された達筆な説明板、普段なら見落としてしまう所...
同じく中腹にある社務所を過ぎ、階段を昇りきると、頂上を巡るように道がありました。昇った正面ではなく、丘の下の鳥居から見ると横向きになっている所は飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社と同じです。朝一番に橿原神宮前駅からレンタサイクルを借りていきましたが、当然ですが神社の日常サイクルは早く、既に朝のご祈祷は終わっていて、独特の香(護摩?)の匂いがしました。お参りをすると、お賽銭箱の横に、記帳台がありまして、住...
社殿に向かって右には山の奥へ向かう道がありました。何かもう一段階置くに何かあるのではと思い、ちょうど山の上をぐるりと回るように歩いていくと、横に小さな社があったり、だんだん狭くなっていく道の両脇の木には紙垂が所々につけてあって、晴れているはずなのになにやら薄暗くて、ちょっと怖いな、と思っていると、少し道が開けて、木の小さな社ですが「飛鳥山口神社」という木札があるのがわかりました。ここで道は行き止ま...
飛鳥坐神社の宮司は奥明日香にある飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社の宮司も兼任しています(複数の神社の宮司を兼任するというのは現在神職が多いとは言えない中、けして少なくない事例です。とは言え、兼任と言うのを聞いたのは、私はこれが初めてです)距離こそ離れていますが、二つとも地元での愛称が「イマス神社」なので縁があるのかも知れません。さて、宮司を兼任されているという事で私には一つお願いしたい事がありました。...
飛鳥坐神社にいわゆる氏子がいません。それはこの神社が元伊勢を掲げているように、古くから国の守護神を祀る神社として置かれているからです。裏を返せば特定の地域に限った氏子がいないだけで、日本全国誰でも氏子です。翌朝のご祈祷のための記帳をしていけば、そのお願い事をどこの出身者であっても祈願してもらえるのも、そのおかげです。後日、神社から六月に行う夏越しの大祓用の形代が入ったお手紙が届きました。電話をして...