海はエメラルド色に透きとおり、真っ赤な鳥居が日差しで照らされ、青と朱のコントラストが美しい鵜戸神宮。解放感があり、非日常を感じられる場所です。鵜戸神宮には、「運玉」という運だめしがあります。「運」と型押しのされた素焼きの玉を5つ投げ、崖下の亀石に入ると、願いが叶うと言われています。男性は左手、女性は右手で亀石のまんなかのくぼみを狙います。これが、なかなか遠い。思いっきり投げたつもりが、亀石まで届かず落ちてしまいます。すると、となりにいた年配の男性が投げた「運玉」が亀石にはいったのです。近くにいた人のなかで、亀石に入ったのはたったひとりで、歓声があがり拍手がわきあがりました。なんと、男性は「運玉」が亀石に入ったのは、人生で二度目だと教えてくれました。一度目は、新婚旅行で鵜戸神宮に訪れた時。そして、今回が2度目。50周年記念の金婚式のお祝の旅行で訪れたそうです。新婚旅行で回った場所を順番に奥様と一緒にまわっていて、同じ様に「運玉」が入ったと、ほんとうに嬉しそうでした。ほんとうに幸せそうなお二人に出会え、ほっこりとしました。
くると (30代女性) 2013年 初夏
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