小野小町が毎日の化粧をするために利用していたと言われる井戸が残る随心院に行ってきました。その井戸は門を入ったすぐ側にあるのですが、木々に囲まれてマイナスイオンも浴びれるのかも!と感じました。拝観料を払い、建物の中へ入ると平日ということもありほぼ一人占めの状態。見学ルートの前半はお庭だったり仏像がメインなのですが、後半に入ると立派な襖絵をこれでもかと見ることができます。狩野派の作品が多かったのですが、個人的に印象に残っているのは虎の襖絵。水墨調で竹林に虎が描かれているのですが、瞼を閉じて眠っていたりこちらの様子をじっとうかがっていたりする虎たちの丸みを帯びたフォルムは猛獣というよりもまるで可愛らしい猫といった雰囲気で大変心が和みました。
まゆぽん
By 20代女性 2015年10月13日