2016年5月、京都の鞍馬寺で満月の夜に行われる奇祭、ウエサク祭に行ってきました。夕方頃より人が集まり始め周りの駐車場もすぐに車で埋め尽くされます。そこからケーブルカーか徒歩で、皆思い思いに鞍馬山を登っていき、山頂の寺院を目指します。わたしも徒歩で挑戦。長い階段を登りきり上に辿り着く頃には汗だく状態。しかし、同じように登ってきた人達も沢山いるので、どこか不思議な連帯感を覚えました。既に本殿の周りには凄い数の人達が集まっており、わたしは端の方で見る事に。まだ時間に余裕があったのでこの間に御朱印を書いてもらう事にしました。やがて夕闇が迫る19時頃、ウエサク祭が始まりました。お祭りと言っても何かの儀式のように粛々と行われ、皆でロウソクに灯りをともし平和を願うのだそうです。２時間ほどでお祭りは終わりましたが、少し不思議な気分でした。お寺のお祭りにあまり参加した事がなかったので、こんな感じなのかなぁと。帰りはもと来た道を下りて行くのですが、灯りがあまり無く足下が不安なため皆懐中電灯を持参していました。辺りが暗いせいか月がとても綺麗に見えましたが、写真にはうまく写す事ができずチョット残念でした。
ぬえ (40代男性) 2016年5月21日
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