京都でお寺の名園巡りをした時に、特に印象に残った庭園です。江戸時代に有名な作庭家、小堀遠州が造園したという貴重な資料が唯一残る名園です。方丈から眺める『鶴亀の庭』は、海を表した白砂の奥に、石組みで模した鶴と亀が向かい合う姿が表現されています。方丈の縁側に座り、しばらく眺めていると時間がゆったりと流れるのが感じられました。座禅を組んで長時間この庭園を眺める外国人の方々も見受けられました。参拝者が比較的少ないので、ゆっくりと観賞することが出来ました。また、テレビか何かの撮影が行われていたのも印象に残った理由の一つです。有名な歌舞伎役者さんが(特に今現在)、拝殿や東照宮を案内されていました。近くで拝見できたのは、少し嬉しかった記憶が思い出されます。
はなみずき (40代女性) 体験時期 2016年4月