京都 大原の古寺と古社

朧の清水

朧の清水

予備知識はなかったのだが、建礼門院のゆかりのある泉だそうだ。
平家物語の最後、生き残りの彼女が寂光院に来たときに縁ができたのだろう。


東海自然歩道

寂光院の参詣を終えて、道を下る途中、東海自然歩道の標識を通過。さらに下る。


朧の清水

おぼろの清水と書いてあるんだろう・・・たぶん。
大学の面接授業で、くずし字の勉強をしたことがあるんだが、それだけで、すぐにスラスラ読めるわけじゃない。読むための勉強、独習をするための基礎を身につけるための講座だった。その意味では、目的を達することのできるいい講義だと思うが。

 


朧の清水

そして、実際の清水。

 

昔からの清水、泉の湧水量が減少しているという話は良く聞く。自分であちこち歩いた時にも、「昔はたくさんだったけど今は・・・」とかいう表示をしている悲しい不動尊のそば泉もあった。
放送大学の面接授業で、等々力渓谷国分寺、いわゆる国分寺崖線を見に行った時も、同じような話ばかりだった。

 

京都、大原のあたりはどうなんだろう。それほど人口が増え、宅地開発が進んでいるわけではないだろうが。
昔とおなじように、水は湧いているのだろうか。


道しるべ

朧の清水の道標

朧の清水の道標


寂光院の道標

もう片面は、寂光院の道標だ。



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