真名井神社(元伊勢籠神社奥の院)

・真名井神社(元伊勢籠神社奥の院)
 元伊勢籠神社の奥の院に当たる真名井神社は、裏手の山の中にひっそりとあり、鳥居の両脇を狛犬ではなく、龍が守っています。手水もいわゆる手水舎ではなく、岩の間から湧き出てくる水を拝借します。水は御霊水「天の眞名井の水」と名付けられていて、飲料水として一人20リットルまで持ち帰る事が可能です。せっかくなので手に取った一口だけ頂いてきました。真冬でしたが、湧き水だかか凍るような冷たさはなく、とても飲みやすい水でした。こちらには元伊勢では伊勢へ移ってしまって不在の、豊受大神・天照大御神、そして遡って伊射奈岐大神・伊射奈美大神が祀られています。冬でも落葉どこか鬱蒼とした森の中に立てられていて、奥の方には立入禁止の祭事場もありました。こちらは神社として成り立つ前の縄文時代や弥生時代から祭儀場として使われていて、祭祀関連の物が出土するそうです。


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毎年お詣りする神社 (元伊勢籠神社 京都府宮津市)
元伊勢籠神社。天照大神が伊勢に鎮座される前によられた神社の中の一社です。伊勢神宮の下宮の主祭神の豊受大神が、鎮座されていた神社でもあり
紀元前からあったとされる籠神社 (籠神社 宮津市字大垣)
元伊勢神宮であると説明されていますが、元伊勢と共に実は元出雲大社でもあると最近聞きました。紀元前に建てられたとの事でハッキリした年号は分かっていないようで